今回NTT東日本は、現実を3D空間へ取り込むことをテーマとして、2つのデモを展示します。ぜひ体験にいらしてください。
●MR
現在、MR領域が世界的に注目されており、空間を広く使って作業や操作を行う空間コンピューティングに関心が集まっています。今後PCやモニターの代わりにMRデバイスの実用が広まると、その環境に最適なコミュニケーションやコラボレーション必要となります。
今回のデモでは、現実空間上にそこにはいない遠隔の人を映し出し、そこにはすぐには用意しがたいコンテンツを描写し、空間を広く使った立体的な新コミュニケーションをご紹介します。
●リアルタイム3D点群転送
現実世界を3D空間に取り込み活用する上で、どのようなデータ形式で扱うのかという問題はコンテンツの質へ大きな影響を及ぼします。深度カメラで撮影した生のデータである3D点群データは、撮ったままのデータであるため多くの情報を持っており、様々な活用が考えられます。しかし、3D点群データはデータ容量が大きく転送が困難なため、リアルタイムに遠隔で利用することは難しい現状です。 今回のデモでは、次世代の通信技術であるWebTransportを用いて3D点群データを高速・低遅延に転送することを目指します。